日本近代語研究会2017秋季大会


第348回日本近代語研究会を、下記の通りに行ないますので、ご参加頂きたく、
ご案内申し上げます。今回は、日本語学会と連動しての秋季発表大会です。

日 時:2017年11月10日(金)13時〜18時

場 所:金沢歌劇座 1階・第9会議室
    〒920-0993 金沢市下本多町六番丁27 電話076-220-2501)
    http://www.kagekiza.gr.jp/access/

発 表:
  ○受付開始 12:30
  ○開  会 13:00
  ○会場校挨拶13:00 金沢大学人間社会学域長 樫見由美子教授
    
 (1) 13:05〜13:55
  投稿雑誌に見る句読法に対する意識の考察
           ―博文館出版雑誌群を例にして―
                大阪大学大学院生 坂井 晶子氏

 (2) 13:55〜14:45
  訳語の確立展開視点から見る『独和兵語辞書』所収の二字漢語
   ―『和独兵語辞彙』及び商務印書館『徳華大字典』との
     比較を中心に―     関西大学大学院生 仇 子揚氏
 
             〈以上、司会 花園大学 橋本 行洋〉
 
  〈休 憩 14:45〜15:00〉

 (3) 15:00〜15:50
  「〜(よ)うと」の一群の史的変遷と「主観化」
                東京大学大学院生 北ア 勇帆氏
 
 (4) 15:50〜16:40
  副助詞デモとクライの史的展開について
            ノートルダム清心女子大学 星野 佳之氏

 〈休 憩 16:40〜16:55〉

〈講 演〉16:55〜17:55
  現代小説のキャラクター分析と翻訳
    ―村上春樹翻訳調査プロジェクトを中心に―
               大阪大学大学院教授  金水 敏氏

             〈以上、司会 二松学舎大学 島田 泰子〉

  ○閉会の辞 17:55〜18:00 会長 飛田良文
   諸連絡

[要旨]
 (1) 印刷と手書きの文をつなぐものとして、青少年向けの投稿雑誌をとり
   げ、投稿規定における句読法への言及、および掲載された投稿作文
   の句読法を比較し、明治30年前後における句読法に対する意識の変
化を明らかにする。
  
 (2)『独和兵語辞書』の収録漢語は近代訳語の体系化、後の漢語の基本
  語化の中にどんな役割を果たしたのか、さらに「日本語借用語」として
  どのように中国語への影響を与えたのかについて、考察と検証を行う
  予定である。

 (3)複合接続形式「〜ようと」「〜ようが」「〜まいと」「〜まいが」の成立と
  展開を記述し、この形式の成立が、文法変化の一方向性として挙げら
  れる「主観化」の流れに反するものであることを指摘した上で、なぜ反
  例が発生しうるか、について論じる。
 
 (4)現代語デモ/クライは例示/最低限の例示の用法を持つが、デモの
  「矢でも鉄砲でも」の並列的用法、「子どもでも分かる」の譲歩的用法が
  クライにはないなどの両者の異同について、通時的観点から考察を加え
  たい。
      
  ※参加費、500円を頂きます。(参加費と引き替えに、レジュメを無償で
    お渡しします)
  ※終了後、懇親会を行ないます。会費は、一般5000円、学生4000円です。
   ご参加をお待ちしております。